郷土食は日本の薬膳
新倉久美子 著
880円[本体800円+税]
2026年9月7日発売
B5判80ページ

日本の郷土食は少しずつ姿を消し、家庭の味 も次の世代へ受け継がれにくくなっています。 季節感は薄れ、旬の食材を意識する機会も少なくなりました。グルメの情報はあふれていますが、「食べ物が私達の身体を作る」というあたりまえの食の原点は、いつしか見失われつつあります。
ふるさと薬膳は、日本各地に伝わってきた郷土料理を中医学に基づく薬膳の観点から再確認して、その季節ごとの身体に良い料理です。北は北海道から、南は沖縄までそれぞれの風土に合った料理を紹介しつつ、それらが私達の身体に与える効果を伝えます。
本誌は、ふるさと薬膳の考えと実践を伝えるとともに、中国薬膳の基本、日本の食文化のあり方を紹介していきます。
食を通じてみずからの健康を見つめ直すとともに、その食を支える人々とのつながりを感じ、 これからの人生をより豊かに歩むきっかけになれば幸いです。
《目次》
風土はフード(新倉久美子インタビュー)
ふるさと薬膳のすすめ
ふるさと薬膳 五行配当表
誕生・定着・継承
四季の薬膳料理
身土不二の薬膳茶
薬膳関連用語解説
本書を読み解くための情報
《著者プロフィール》
株式会社 東方健美研究所 代表
株式会社 農都共生総合研究所 取締役
中国・北京清華大学 東方健美研究室修了
中国・成都同仁堂にて薬膳調理技術修得
中国で陰陽五行思想に基づく薬膳を学び、帰国後、94 年より農林水産省構造改善事業において食による地域の活性化など、「食」のコンサルタントとして34 市町村担当。経済産業省資源エネルギー庁〈食の専門委員〉として、全国およそ20 市町村を担当。
全国において指導・講演活動を行っており、ふるさと薬膳レストランの運営やニュー開発などに多くの実績を有する。
月刊現代農業「ふるさと薬膳」、日本農業新聞「旬菜健やかふるさと薬膳」、週刊金曜日「季節の薬膳」など執筆多数。
