知的障害と呼ばれる人々が内に秘めた言葉を紡ぎはじめた

柴田保之 著

四六判並製 232頁 定価【2000円+税】

ISBN978-4-907961-05-3 C0037
2015年5月1日発行
2020年4月20日4刷発行

■電子書籍版
2017年9月1日発行

装幀:臼井新太郎  装画:上坂じゅりこ



重度重複障害の人も、自閉症の人も、遷延性意識障害の人も、認知症の人も、人はみな豊かな言葉の世界を持っていることを、長年の実践研究から明らかにした感動の書。

知的障害の概念が根底から覆る!

 ……ところが今、私は、私たちの常識に反して、見かけの障害にかかわらず、人はみな豊かな言葉の世界を持っており、沈黙の中で研ぎ澄まされた言葉は独自の輝きを持っているという考えに立つにいたりました。それは、もちろん単なる思索の結果などではなく、ただ、出会ってきた事実に従うことによって見えてきたものにほかなりません。それも、ある日突然ということではなく、長い実践研究の積み重ねの中で、少しずつ明らかになってきたものです。結論だけをそのまま述べれば、それは、あまりにも奇想天外な考えに見えてしまうでしょう。だから、本書では、できる限り私が出会ってきた事実を、時間の流れに沿って紹介することによって、一人でも多くの人に、この大切な真実を理解していただけたらと思います。(「はじめに―目の前の子どもから学ぶ」より)

■書評:「福祉新聞」2015/6/1号「ブックエンド」蘭、「週刊読書人」8/7号(評者:毎日新聞記者の蒔田備憲氏)、「週刊金曜日」10/16号書評欄、「本の花束」2016/3月2回号

《書籍関連情報》

致知 2017年2月号
言葉の世界はすべての人に広がっている
國學院大學人間開発学部初等教育学科教授柴田保之
筑波大学名誉教授村上和雄
https://magazine.chichi.co.jp/articles/8928657520/

福井新聞オンライン、2026年8月29日
19人殺害した死刑囚は「折り目正しい青年という印象」…別世界の凶行ではないと日本障害者協議会代表が鳴らす警鐘 津久井やまゆり園事件から10年
https://news.yahoo.co.jp/articles/dbcb9273ae46510a236bd3530c068bf5ed5d28d1

毎日新聞 やまゆり園事件10年
「人生終わった」あの日から10年 紡いだ手紙に差した光
2026/7/27
https://mainichi.jp/articles/20260725/k00/00m/040/149000c

朝日新聞(社説)やまゆり園事件10年 すべての命を尊重する社会へ
2026年7月25日 5時00分
https://www.asahi.com/articles/DA3S16512208.html

President Online
どんな状態であっても人には言葉がある
2017年3月11日
https://president.jp/articles/-/21502?page=1

障害があっても豊かな言葉をもっていることを示す介助つきコミュニケーションとは
つながるコトバ(人間開発学部 柴田 保之 教授 前編)
https://www.kokugakuin.ac.jp/article/255154

「誰もがものを考え、表現しうる」障害者の言語表現の変遷を見つめる
つながるコトバ(人間開発学部 柴田 保之 教授 後編)
https://www.kokugakuin.ac.jp/article/255163

2020年
●『沈黙を越えて』刊行から五年……その姉妹編ともいえる、知的障害と呼ばれる人々の声を集めた『社会に届け、沈黙の声』(柴田保之著)が12月上旬刊行になります。
2016年
●4/30(土)午後1時より「きんこんの会公開シンポジウム」が國學院大學たまプラーザキャンパス411教室で開催されます。当日は『沈黙を越えて』ほかを販売します。
2015年
●『沈黙を越えて』(柴田保之著)が「週刊金曜日」2015/10/16号書評欄で紹介されました。
●9/26(土)に開催されたきんこんの会で『沈黙を越えて』(柴田保之著)を販売しました。売れ行き良好、次回のきんこんの会(11月)でも販売予定です。
●『沈黙を越えて―知的障害と呼ばれる人々が内に秘めた言葉を紡ぎはじめた』(柴田保之著)が「週刊読書人」8月7日号で紹介されました。評者は毎日新聞記者、蒔田備憲氏です。
●新刊『沈黙を越えて 知的障害と呼ばれる人々が内に秘めた言葉を紡ぎはじめた』(柴田保之著)がアマゾンや版元ドットコムなどのネットショップで発売を開始しました。順次書店でも発売されます。